パナソニックは9月2日、SDカーナビゲーション「ストラーダF1X PREMIUM10」専用のドライブレコーダー「CA-DR03HTD」を10月中旬より発売すると発表した。2つのカメラで前後の様子をフルHD記録でき、あおり運転の確認など走行中の後方視界をカーナビ連携で支援する。
6月30日よりあおり運転など妨害行為に対する罰則が強化された中で、被害者/加害者が両面で自衛する手段として前後を撮影するドライブレコーダーのニーズが高まっている。本機は小型の広視野角2カメラを使い、視界を妨げず車両の前後をフルHDの高画質で記録できる。価格はオープン。
最大のポイントはストラーダ10型有機ELモデルとHD-TVI接続することで、ディスプレイの表示能力いっぱいのHD画質でその映像を確認できることにある。特にルームミラーとしても使える「ワンタッチ後方ビュー」機能は 後方から迫ってくるあおり運転をカーナビの大画面かつ高画質な表示で確認するのに有効だ。リバース連動でバック時の視界を確保する「リバース後方ビュー」機能は、後退時の安心度を高めてくれることだろう。
中でもカーナビと連携するメリットを実感できるのが、カーナビの画面上で表示をワンタッチで切り替えられることだ。カーナビ上に表示される「ワンタッチ専用のアイコンにタッチすれば即座にドラレコの画面へと切り替わる。急いで後方を確認したいときにこの機能はこの上ない便利さと安心を実感できるだろう。
また、プレビュー時には撮影場所の地図を連携させて表示できる。合わせて運転速度や加速度をグラフで表示できるため、急加減速/急カーブの状況もつぶさに確認することが可能となっている。
本機に使われているカメラはF1.4の明るいレンズを採用しており、夜間ではヘッドライトが照射されない範囲も鮮明に録画。振動を検知して録画を開始する駐車録画にも対応した。カメラのイメージセンサーは200万画素CMOSを採用した。また、ドライブレコーダー搭載を車外に認知させるオリジナルステッカーも付属している。