ランドローバー『ディスカバリー』改良新型プロトタイプのコックピットを、初めて撮影することに成功した。2017年に登場した現行ディスカバリーとして、これが初の改良新型となるが、内外ともに刷新されることが濃厚だ。
激写したコックピットは『ディフェンダー』新型で採用されたものと同じステアリングホイールを装備している。ただし、スポークなど小さな変更はされている模様だ。
センタースタックも刷新。かなり大型のタッチスクリーン・インフォテインメントシステムを備えている。ディスプレイの下には、新しいスイッチギアを持つエアコンパネルが確認できる。
またセンターコンソールはカモフラージュされているが、いくつかの変更がなされているはずだ。ステアリングホイールにあるはずのメーター類は見えないが、デジタル・インストルメントクラスタが採用されていると思われる。
ランドローバー ディスカバリー 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
ベルトラインから下がカモフラージュされているエクステリアだが、フロントバンパーやエアインテークのデザインを刷新、LEDデイタイムランニングライトは『ディスカバリースポーツ』のようなデュアルストリップセットアップへと今後着手される可能性もありそうだ。
パワートレインは、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン+48Vマイルドハイブリッドが新設定されるほか、『レンジローバースポーツ』で使用される4気筒「P400e」システム、あるいは「ディスカバリースポーツ」の「P300」システムなどを導入したPHEVモデルも有力とされている。
ディスカバリー改良新型のデビューは、最速で2020年内。だが、プロトタイプの状態からも2021年以降の可能性が高い。