自動車向け音声認識技術を手がけるセレンスは9月23日、二輪車市場に進出すると発表した。
中国Xiaomi MiOTエコシステムのメンバーで、スマートカーエレクトロニクス企業70マイ(セブンティマイ)の、新しい電動スマートスクーター『AIプロスマートエレクトリックバイク』に、セレンスの車載向けAI音声アシスタントが採用された。セレンスのAI音声アシスタントが電動スクーターに採用されるのは今回が初。
70マイのA1プロスマートエレクトリックバイクは、スクーターのセンサー情報を表示するセントラルハブに加え、エンターテインメントとセキュリティ機能が利用できる大型タッチスクリーンのヘッドユニットを搭載する。セレンスの音声認識技術を活用することで、ナビゲーション、音楽、メディア、各種の設定や一部のスマートホームシステムを含む、電動スクーターのさまざまな機能を音声で操作できる。