「ETCの多目的利用」---NEXCO中日本が情報処理事業を開始

駐車場でETC多目的利用サービスを展開したイメージ
駐車場でETC多目的利用サービスを展開したイメージ全 1 枚

NEXCO中日本は9月25日、駐車場など高速道路以外の施設において、ETCなどのITS技術が利用可能となるサービスについて、情報処理事業を開始すると発表した。高速道路会社でETC情報処理事業を実施するのは同社が初めて。

ETC多目的利用サービスを実施するため、ソニーペイメントサービスなどが出資して10月1日付けで設立される予定の新会社、「ETCソリューションズ」と業務提携し、ETCの情報処理事業を通じてETC多目的利用サービスの拡大につなげていく。

2019年11月に国土交通省が「ETC多目的利用システムの利用に関する要綱」を制定、ETCを高速道路以外で活用する「ETC多目的利用サービス」が解禁された。

ETC多目的利用サービスの実施に当たっては、ETC多目的利用システムの利用に関する要綱で「高速道路会社は高速道路のETCに悪影響を及ぼさないよう、ETC情報の安全確保に必要な措置を取らなければならない」と定められている。

このためNEXCO中日本は、ドライブスルーやカーフェリーなど、これまで実施してきた試行運用サービスで培った技術や経験を活かし、ETC情報のセキュリティ管理を主たる役割として業務展開し、ETCソリューションとも連携しながらETC多目的利用サービスの実現につなげていく。

ETC多目的利用サービスは、キャッシュレス化による利便性向上や、事業者の生産性向上、接触機会の低減による新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染予防対策としても役立つと見ている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. なぜ? アルファロメオ『ミラノ』の車名を禁じられる…なら『ジュニア』だ!
  2. サスペンションの新常識! 1G締めがもたらす驚きの効果とは?~カスタムHOW TO~
  3. マツダの新型セダン、ティザー…間もなく中国で実車発表へ
  4. トヨタ『4ランナー』新型にオフロード向け「TRDプロ」仕様を設定…ハイブリッド i-FORCE MAX 搭載
  5. 三菱ふそうが苦肉の策、工場の従業員を“出稼ぎ”でバスの運転手に[新聞ウォッチ]
  6. 女性向けキャンピングカー「Nomad Lux」デビュー 5月3日初公開
  7. EV版メルセデスベンツ『Cクラス』を激写! 室内には巨大なデジタルディスプレイが
  8. シボレー コルベット の頂点「ZR1」、今夏発表へ
  9. アバルト『クラシケ1300 OT』、5台限定で生産へ…アルファロメオ 4C ベース
  10. マセラティ グランカブリオ 新型のEV、「フォルゴーレ」の写真を公開
ランキングをもっと見る