PSAとFCAが合併、新会社CEOにPSAタバレス会長が就任…世界第4位ステランティス

PSAグループ取締役会のカルロス・タバレス会長
PSAグループ取締役会のカルロス・タバレス会長全 3 枚

PSAグループとFCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は9月29日、両社が合併して誕生する新会社、「ステランティス」(STELLANTIS)のCEOに、PSAグループのカルロス・タバレス会長を起用すると発表した。

PSAグループとFCAは対等合併することによって、世界新車販売台数が、年間およそ870万台になる。フォルクスワーゲングループ、ルノー日産三菱アライアンス、トヨタグループに次いで、世界第4位の自動車グループが誕生する予定だ。

合併後の新会社のステランティスは、高級車、大衆車からSUVやトラック、小型商用車に至るまで、すべての主要セグメントをカバーする。北米と中南米におけるFCAの強みと、欧州におけるPSAグループの強みを生かすことが可能になる。

また、車両のプラットフォーム、エンジン、新技術への投資を最適化し、規模を拡大することで、シナジー効果を追求する。量販モデルの3分の2以上を2つのプラットフォームに集約し、小型プラットフォームとコンパクト/ミッドサイズプラットフォームを、年間およそ300万台の車両が使用する。

PSAグループ取締役会のカルロス・タバレス会長PSAグループ取締役会のカルロス・タバレス会長

PSAグループとFCAは、このステランティスのCEOに、PSAグループのカルロス・タバレス会長を起用すると発表した。カルロス・タバレス新CEOを含めて、ステランティスの取締役会は、11名の取締役で構成される。なお、11名の取締役の就任には、株主投票による承認が必要、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  2. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  3. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  4. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  5. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
  6. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  7. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  8. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  9. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  10. EVは自宅充電と電気料金プラン選びが大切! 竹岡圭がユアスタンドに聞く、“楽しくお得なEVライフ”のコツPR
ランキングをもっと見る