東京ハイヤー・タクシー協会は10月12日、新型コロナウイルス感染防止対策を強化したコンセプトカー『ニューノーマルタクシー』2台を製作し、試験運行を開始したと発表した。
コンセプトカーは車内に高効率空気清浄機と空気清浄モニターを設置した。高効率空気清浄機は超高性能フィルターを搭載しており、タクシー車内の微粒子を低減させる。空気清浄モニターは、車内の空気清浄状況をセンサーを使ってモニタリングし、結果をタブレットに表示して「見える化」、乗員・乗客に安心を提供する。
今後、試験運行の結果を反映した改善を進め、来春を目途に「ニューノーマルタクシー」としての発表、運行して東京オリンピックまでに「世界一空気のキレイなタクシー」の普及を目指す。
同協会ではこれまでも、タクシー車両のアルコール消毒、窓あけ・エアコンによる換気、乗務員のマスクの着用、うがい・手洗い・咳エチケット、体温測定など、感染防止対策に取り組んできた。
空気清浄モニター