GM、キャデラックの次世代EVの生産準備…米工場に投資

GMの米国テネシー州スプリングヒル工場
GMの米国テネシー州スプリングヒル工場全 11 枚

GMは10月20日、米国テネシー州スプリングヒル工場に投資を行い、次世代EVの生産に備えると発表した。まずは、キャデラックのEVクロスオーバー車、『リリック』を組み立てる予定だ。

キャデラック初のEVクロスオーバー車のリリックには、ブランドの最新デザイン言語を反映させた。新世代のEVに相応しい新しい顔、プロポーション、存在感をもたらす大胆なデザインを追求した。これは、従来の内燃エンジンとパワートレインの制約を受けない、将来を見据えたビジョンだという。

張りのあるボディラインとクリーンな表面を持つリリックは、力強くモダンであり、低いルーフラインやワイドなスタンスが特長だ。フロースルーのルーフスポイラーなどのディティールは、高速道路での電費を最適化するために、エアロダイナミクス性能に配慮したことを表している。

フロントの「ブラッククリスタル」グリルは、リリックの表現力豊かなデザイン要素のひとつだ。大胆な縦長のスリムなLEDシグネチャーライトとともに、乗員が車両にアクセスした時、ウェルカムの意味を込めて発光する。リアでは、分割されたテールランプに、スリムなLEDが組み込まれている。

キャデラック・リリックキャデラック・リリック

GMは米国テネシー州スプリングヒル工場に投資を行い、次世代EVの生産に備える。まずは、キャデラックリリックを組み立てる計画だ。その一方、キャデラック『XT6』と『XT5』の生産も、スプリングヒル工場で継続される。GMは、スプリングヒル工場では、従来型のキャデラックとEVの両方を製造する拠点になる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 40アルファードの静粛性が一変!調音施工で快適性が飛躍的に向上
  2. トヨタ『スターレット』復活! 2026年デビューか?
  3. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  4. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】アイデアの詰まった使い勝手はまさに「ニッポンの国民車」だ…中村孝仁
  5. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  6. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  7. レゴ ブロック初心者再び! セナが愛用した「マクラーレン MP4/4」を組み立ててみたら感激した
  8. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
  9. [15秒でわかる]トヨタ『4ランナー』新型…オフロード仕様のTRDプロを設定
  10. 【NLS第1-2戦】NLS耐久シリーズ開幕戦で優勝!「PROXES Slicks」でニュルを快走、週末の24時間耐久予選レースにも期待PR
ランキングをもっと見る