車輪とクローラーを交換できる小型多目的用途車、6輪駆動の折り畳み式電動資機材搬送車、車両水没防止カバー、非常時の燃料配送システム、移動式燃料ポンプ……。
『危機管理』をテーマにした国内最大級の総合トレードショー、「危機管理産業展2020(RISCON TOKYO)」が10月21~23日、東京ビッグサイトで開催された。事業活動を取り巻く様々なリスクに対処する最新の製品・サービスが集結した。主催は東京ビッグサイト。
モリタは「水を制す」をテーマに出展、救助用エアボート、オフロード対応型電動資機材搬送車、救助用小型オフロード車などを青海に並べた。自動車関連では多用途四輪車、ガソリン・燃料の備蓄・確保、車両の保護材などが見られた。
昨今、新型コロナウイルス感染症対策が重要になっており、主催者企画として避難所感染症対策エリアが設けられた。また首都東京の危機管理をテーマにした「東京都パビリオン」が設けられ、関係各機関が出展した。防衛省は野外入浴セット、東京消防庁はVR防災体験車や、災害時活躍する特殊車両などを展示した。
モリタ、小型オフロード車「Red Ladybug」クローラー仕様(危機管理産業展2020)320社480小間が出展(事前の予定)、会期中の来場者は1万0609名。特別併催企画として「緊急時ライフライン確保」、「気象災害・リスク対策サミット」、「PPE・労働安全フェア」、「サイバーセキュリティワールド」がそれぞれ開催され、特別併催企画展として「テロ対策特殊装備展(SEECAT)’20」が開催された。