JR東日本に続いて、首都圏の大手私鉄でも終電繰上げの実施が相次いで発表されているが、11月18日には京王電鉄(京王)、11月19日には相模鉄道(相鉄)でも発表されている。いずれも2021年春の実施がアナウンスされている。
京王では、京王線、高尾線、相模原線、井の頭線が対象で、下り新宿発の場合、京王八王子まで15分程度、高尾線内へは20分程度、上りの新宿方面では高尾線内が15分程度、京王八王子からが30分程度の繰上げとなる。
相模原線内では、下りの京王多摩センターまでが15分程度、京王多摩センター以遠が20分程度、上りは30分程度の繰上げとなる。
井の頭線では渋谷駅基準で、吉祥寺方面の下りが富士見が丘までが15分程度、富士見が丘以遠が20分程度、渋谷方面の上りが15分程度の繰上げとなる。
深夜時間帯における京王の保守作業。終電繰上げにより最大4時間の作業時間を確保できるとしている。一方、相鉄では本線といずみ野線が対象で、相鉄・JR直通線では実施されない。
本線の場合、横浜発が二俣川まで15分程度、二俣川以遠が20分程度、横浜方面へは二俣川以遠が20分程度の繰上げとなる。本線の海老名→二俣川間では実施されない。
京王の終電繰上げ内容。競馬場線と動物園線では実施されない。いずみ野線では、二俣川発が15分程度、湘南台発が20分程度の繰上げとなる。