GT3テクノロジーを流用?ポルシェ 911ターボ、謎のプロトタイプの正体は

ポルシェ 911ターボ 謎のプロトタイプ(スクープ写真)
ポルシェ 911ターボ 謎のプロトタイプ(スクープ写真)全 18 枚

クラシックなダックテールスポイラーを装着したポルシェ『911ターボ』プロトタイプが、ニュルブルクリンクに再び出現した。

このプロトタイプの正体は現段階で判断がつかないが、「カレラRS 2.7」の復刻モデルまたは「ターボRS」、あるいは997世代限定の「911スポーツクラシック」後継モデルになる可能性が高い。ただし、以前のスポーツクラシックはカレラベースだった。

捉えた最新プロトタイプは、これまで同様にフロントエンド、リアフェンダー、リアエンド全体をカモフラージュしており、特別な911のためにいくつかの追加のスタイリング調整が行われていることを示唆している。

これまでのスパイショットでは、内部がぼやけて見え、後部にロールケージが見える程度だった。しかし、今回の写真では、後部座席が削除され、助手席のヘッドレストに「GT3 RS」とエンボス加工されていることが見てとれる。次期GT3から軽量対策、フレアと機能、いくつかのエアロトリートメントが流用される可能性もありそうだ。

ポルシェ 911ターボ 謎のプロトタイプ(スクープ写真)ポルシェ 911ターボ 謎のプロトタイプ(スクープ写真)

パワートレインは、リアホイールアーチにエアインテークを装備している点からも、3.0リットルツインターボを搭載したモデルではないはずだ。おそらく3.8リットル水平方向6気筒ツインターボチャージャー搭載モデルである可能性が高く、最高出力は640ps、最大トルク800Nmを発揮すると予想される。

市販型で「スポーツクラシック」の名が冠されるかどうかは不明だが、2021年前半には登場するとみられる。

ポルシェ 911ターボ 謎のプロトタイプ(スクープ写真)ポルシェ 911ターボ 謎のプロトタイプ(スクープ写真)

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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