自動運転車の異常検知方法 あいおいニッセイ同和損保と群馬大が特許取得

非常時対応のイメージ
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あいおいニッセイ同和損害保険と群馬大学は11月26日、自動運転車や自動運転車の遠隔監視・操作する管制システムなどとのデータ連携による異常検知方法に関する特許を取得したと発表した。

今回取得した特許は、無人自動運転移動サービスで必要とされる自動運転車や管制システムなど、複数の情報システムから得られるデータを比較することによって異常を検知するプログラムで、これによって自動運転車の早期異常検知、異常発生場所の特定が実現できる。

あいおいニッセイ同和損保と群馬大学は、2016年12月から自動運転に関する共同研究を実施しており、取り組みの一環として2019年3月に「次世代モビリティ 事故・サービス研究室」を設置し、無人自動運転移動サービスにおける非常時対応について研究を進めてきた。

また、群馬大学と日本モビリティは、地方自治体や民間の交通事業者と管制システムを用いた自動運転の実証実験にいち早く着手し、2020年7月には国内初となる大型バスによる実証実験を実施している。

非常時における迅速、円滑な対応では「異常の早期検知」が不可欠との考えから、自動運転車や管制システムとのデータ連携に関する開発を進めるとともに、これらのシステムを活用した異常検知方法について、あいおいニッセイ同和損保と群馬大学が共同で特許を取得した。

《レスポンス編集部》

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