中国、価格50万円以下のEVがバカ売れ[新聞ウォッチ]

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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

安ければいいというわけでもないだろうが、それにしても電気自動車(EV)が、中国では50万円以下で購入できるというのはビックリだ。

きょうの朝日が1面トップ記事で「中国43万円EVの衝撃」というタイトルで報じているが、手軽な「人民の足」となっているのは、中国の自動車メーカー、上汽GM五菱が7月に発売した「宏光ミニEV」。記事によれば、全長は2.9メートル、全幅1.4メートルの4人乗りで「見た目は日本の軽ワゴン車に似ているが、全長がさらに30~40センチ小ぶりのコンパクトカー」(朝日)という。

また、家庭用電源を使った6~7時間の充電で120km走れる最安モデル(エアコンなし)が2.88万元(約43万円)、エアコンありが3.28万元(約49万円)。170km走行できる遠距離モデルでも3.88万元(約58万円)と中国でも飛び抜けて安い価格に設定されているとも伝えている。

高級EVメーカーの米テスラと比較するのもどうかと思うが、9月には2万150台を販売、台数でそのテスラを追い抜いて、中国メディアも「人民の足」がテスラを超えたと、ニュースでも派手に取り上げていたそうだ。

2020年12月1日付

●システム障害、東証社長引責辞任、金融庁、業務改善命令(読売・1面)

●全日空、ボーナスゼロ合意、コロナで経営悪化、日航は8割減(読売・11面)

●中国43万円EVの衝撃、手軽な「人民の足」9月国内販売2万台テスラ抜く(朝日・1面)

●EV先駆ける米中欧、中国補助金作戦、世界市場狙う(朝日・2面)

●「Go Toトラベル5月連休まで」自民、延長求める提言(東京・6面)

●セガサミーとホンダが4強、都市対抗野球(東京・19面)

●Rホンダ初のダブル表彰台、F1バーレンGP、2位、3位(東京・21面)

●ドコモ、携帯料金下げへ、廉価ブランドも導入(日経・1面)

《福田俊之》

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