インテル、滴滴出行と戦略的提携…自動運転とクラウドコンピューターの分野で

インテルと滴滴出行の戦略的提携の調印式
インテルと滴滴出行の戦略的提携の調印式全 1 枚

インテル(Intel)と滴滴出行(Didi Chuxing、ディディチューシン)は12月17日、自動運転とクラウドコンピューターの分野で戦略的提携を締結した、と発表した。

滴滴出行は中国だけでなく、世界でモバイル交通プラットフォームを手がけている。同社は、タクシー、配送、バス、カーシェアリングなど、アジア、南米、オーストラリアの5億5000万人のユーザーに、アプリベースの輸送サービスを幅広く提供している。

滴滴出行は2020年8月、自動運転部門を独立した新会社に移行しており、業界パートナーとの幅広いコラボレーションを開始している。

インテルと滴滴出行は、戦略的提携を結ぶことにより、それぞれの優れたリソースを統合し、自動運転とクラウドコンピューターの分野で協力し、コンピューターの最適化、ストレージプラットフォームの最適化、ネットワークパフォーマンスの最適化、ソフトウェアの最適化の4つの方向から、ウィンウィンの関係を構築していく。

また、自動運転の分野では、滴滴出行はインテルと協力して、インテルの自動運転ソリューションと自動運転の将来の開発の方向性を共同で調査する。インテルは滴滴出行と協力して、クラウドコンピューターの革新とテクノロジーアーキテクチャの開発を加速すると同時に、自動運転サービスを積極的に推進し、多様なニーズに基づいたソリューションを開発する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  4. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  7. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  8. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  9. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  10. MINIに新種『エースマン』登場、航続406kmのEV…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る