北米SUVオブザイヤー2021、フォード マスタング EV が受賞

フォード・マスタング・マッハE
フォード・マスタング・マッハE全 8 枚

北米カーオブザイヤー主催団体は1月11日、「2021北米SUVオブザイヤー」(2021 North American Utility Vehicle of the Year)を、フォードモーターの新型EV、フォード『マスタング・マッハE』に授与すると発表した。

北米SUVオブザイヤーは、米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、この1年間に北米で発売、またはデビュー予定の新型SUVの中からベストな1台を選出するもの。

2021北米SUVオブザイヤーの最終選考3車種は以下の通り。

●フォード・マスタング・マッハE
●ジェネシスGV80
●ランドローバー・ディフェンダー

フォード・マスタング・マッハEフォード・マスタング・マッハE

最終選考の3車種の中から、フォードモーターのフォード『マスタング』シリーズのEV、マスタング・マッハEが、2021北米SUVオブザイヤーに選出された。

マスタング・マッハEは、後輪駆動の「スタンダードレンジRWD」仕様の場合、最大出力266hp、最大トルク43.8kgmを引き出す。4WDの「スタンダードレンジeAWD」の場合、最大出力は266hp、最大トルクは59.2kgmを獲得する。

フォード・マスタング・マッハEフォード・マスタング・マッハE

上位グレードの「エクステンディッドレンジRWD」の場合、最大出力は290hp、最大トルクは43.8kgmを引き出す。4WDの「エクステンディッドレンジeAWD」仕様は最大出力は346hp、最大トルクは59.2kgmへ引き上げられる。フォードモーターによると、0~96km/h加速は5秒台の半ばという。

マスタング・マッハE には、2種類のリチウムイオンバッテリーを用意する。スタンダードレンジRWDとスタンダードレンジeAWDは、蓄電容量が68kWhだ。後輪駆動モデルの場合、1回の充電での航続は、最大370kmに到達する。エクステンディッドレンジRWDとエクステンディッドレンジeAWDは、蓄電容量が88kWhに増える。後輪駆動モデルの場合、1回の充電での航続は、最大483kmに到達する。

フォード・マスタング・マッハEフォード・マスタング・マッハE

審査員のひとりは、「マスタング・マッハEは、テスラ『モデルY』の強力なライバル。 テスラ同様、プレミアムEVがトルクだけでなく、インテリアテクノロジーも重要視されることを理解している」と評価している。

《森脇稔》

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