21世紀のファンカー…ゴードン・マレー『T.50sニキ・ラウダ』[詳細写真]

ゴードン・マレーT.50sニキ・ラウダ
ゴードン・マレーT.50sニキ・ラウダ全 39 枚

ブラバムなどF1マシンの設計でも活躍した自動車エンジニアのゴードン・マレーが代表を務めるゴードン・マレー・オートモティブは2月22日、スーパーカー『T.50sニキ・ラウダ』を発表した。「今までにあったどの車でも体験できない、サーキット走行」を提供するために企画され、開発された。

車名は、ゴードン・マレーのブラバムでのチームメイトだったF1王者のニキ・ラウダにちなむ。T.50sが発表された2月22日はラウダの誕生日だ。「T.50」は、マレーが手がけたブラバム「BT46B」同様のグラウンドエフェクト・ファンを車体後部に装備し、サーキット向けのT.50sには、F1レジェンドの名前が使われた。

T.50sはT.50と並行して開発され、T.50をベースにサーキット走行のためにリデザインされている。車重は852kg。エンジンは、725bhpを発生する自然吸気V12エンジン。これの回転数は1万2100rpmに達するという。

生産台数は25台限定で、それぞれのシャシーは、ゴードン・マレーが勝利したGPの名前で呼ばれる。生産は2023年1月から。
1978年スウェーデンGP、ブラバムBT45B“ファンカー”、ラウダ1978年スウェーデンGP、ブラバムBT45B“ファンカー”、ラウダ
ゴードン・マレー・オートモティブは22日、『T.50sニキ・ラウダ』を発表した。ブランド初の、レーシングトラックでの走行を意識したスーパーカーだ。「T.50」と並行して……

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  2. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  3. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  4. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  5. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  6. アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
  7. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  8. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  9. アウディ Q7 と Q8、PHEVに改良新型…EVモードは85kmに拡大
  10. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
ランキングをもっと見る