JR東日本は3月22日、新幹線の「グランクラス」営業を3月26日に再開すると発表した。
「グランクラス」は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためとして、北海道新幹線を含み、1月16日以降運行分の発売が中止されていた。
再開分の発売は3月26日~4月22日運行分が3月23日から開始され、4月23日運行分以降は通常どおり、各運行日の1カ月前からとなる。
ただし、飲料・軽食を提供する『はやぶさ』『かがやき』『はくたか』の一部列車では、1列車あたりの座席数を定員より6席少ない12席とし、専任アテンダントが2人から1人となる。
カフェテリアの営業が再開される『サフィール踊り子』。スマートフォンから車内軽食のオーダーができる「サフィールPay」によるメニュー予約も再開される。東京~伊豆急下田間の特急『サフィール踊り子』で中止されていた4号車のカフェテリア営業と車内販売も再開されるが、東北新幹線『はやぶさ』、秋田新幹線『こまち』、山形新幹線『つばさ』、上越新幹線『とき』、北陸新幹線『かがやき』『はくたか』、在来線特急の『あずさ』『ひたち』、普通列車グリーン車で実施している車内販売は中止が継続される。
なお、中央本線の『かいじ』、羽越本線の『いなほ』については、3月12日限りで車内販売が終了している。
車内販売中止が継続される、首都圏普通列車のグリーン車。