日本特殊陶業は、国内自動車整備工場向けのコネクテッド予防整備サービス「ドクターリンク」のテスト運用を5月から開始すると発表した。
ドクターリンクは、コネクテッド化された車両使用状況と整備履歴のデータを基に、同社独自のアルゴリズムによる最適な整備時期・内容を自動車整備工場に提案するサービス。ドクターリンクを利用することで、自動車整備工場はユーザーに対して最適なサービスを定量的なデータを基に提案でき、顧客との信頼構築の強化やデジタル化による業務の効率化を図ることができる。
ドクターリンクの名称には、コネクテッド技術を中心にさまざまなステークホルダーがつながり、自動車整備士がユーザーにとって“かかりつけ医”のような役割を果たすとの意味が込められている。同社は自動車整備工場とともに、スマートモビリティ社会を下支えするメンテナンスインフラの構築を進めていく。