アルフレックスの『シーバス』は元々、災害時のシャルターとして使えるバンコンをコンセプトに作られた。しかし、大阪キャンピングカーショー2023に展示された「マスターライン」は高級感をまとい、サロンのような雰囲気に変身した。
アルフレックス「シーバス」
シーバス・マスターラインはトヨタ『ハイエース』の標準ボディをベースとしているが、1クラス、2クラス上のサイズ感と高級感を印象付けるモデル。
室内は白いウッドとシーバスシリーズのテーマカラーである紫を基調として、アーバンなデザインに仕上げている。
アルフレックス「シーバス」ガラスリッド付きのコンビネーションシンクは、このクラスとしては大きめで、ガスコンロも2口。冷凍庫も備えた引き出し式冷蔵庫も一体化しており、コンパクトでありながら高い機能性を誇る。
運転席を回転シートにすることで、セカンドシートまでを生活スペース、サードシート以降をベッドスペースとしてしっかりと切り分けることに成功しているのも特徴。有効スペース長は、スーパーロングベースのモデルにも匹敵する。
アルフレックス「シーバス」マットなカラーのレザーのベッドマットは、冬は冷たくなりにくく、夏はベタつきにくいものを採用。「一晩を過ごすだけでなく、日中にも横になりたくなるような穏やかで快適なベッドを目指した」という。
このほか、アウターシャワーや大型バッテリーなども完備。コンフォートとスポーツを両立させるユーアイビークル社製のサスペンションシステムを標準装備し、足回りも強化している。
アルフレックス「シーバス」