「ノイエクラッセ」はあきらめた? BMW『M5』新型の最新プロトタイプ…スリムなLED採用へ

BMW M5改良新型のプロトタイプ
BMW M5改良新型のプロトタイプ全 24 枚

フェイスリフト版『M5』セダンとツーリングが、BMWのニュルブルクリンクR&Dセンター周辺で目撃された。当初はノイエクラッセを彷彿とさせるフロントデザインだった2028年型M5は、よりオーソドックスな、慣れ親しんだデザインへと回帰した。

【スクープ画像】BMW M5 新型の最新プロトタイプ

G90セダンとG99ステーションワゴンのワイド感を強調した新しいフロントエンドは、エアインテーク用の複数の垂直セクションを備えたロアフェイシアも特徴的だ。写真に写っている2台のプロトタイプはいずれもバンパーから4本出しのエキゾーストパイプが覗いている。

内装には徹底したカモフラージュが施されていることから、BMWでは『iX3』のインフォテインメントシステムとパノラミックビジョンシステムを、内燃機関モデルにも採用する可能性が高い。パノラミックビジョンは、フロントガラス下部の幅全体を使って、ドライバーと助手席乗員のためのデジタル空間を創り出すプロジェクションシステムだ。

パノラミックビジョンを搭載したBMWオペレーティングシステムXは、iDriveコントローラーの廃止に伴い、音声とタッチ操作を主体としたインターフェース、そしてより高度なステアリングホイールコントロールへと移行する。

BMW M5改良新型のプロトタイプBMW M5改良新型のプロトタイプ

テクノロジーを駆使した大幅な改良に加え、インテリアはより上質なトリムパーツや素材が多用されると予想されている。M5ツーリングはV8エンジン搭載モデルとして2032年半ばまで生産が継続される見込み。

「S68」というのは、BMWがM5セダンとM5ツーリングに搭載する4.4Lエンジンに付けたコードネームだ。最近ユーロ7規制に対応し、出力が若干低下した。米国市場向け車両に搭載されているS68の出力が低下していない。ヨーロッパでは、BMWとM部門が、失われた内燃機関のパワーを補う新しい電動ドライブとバッテリーソフトウェアを導入した。

BMW M5改良新型のプロトタイプBMW M5改良新型のプロトタイプ

現行M5は出力717psと最大トルク1000Nmを発揮する。0-100km/h加速を3.5秒としており、適切なオプションを装備すれば、両モデルとも最高速度は305km/hに達する。

現行M5は2024年半ばに発表されたが、マイナーチェンジ版のプロトタイプがしばらく前から目撃されているため、2026年後半には市場に投入される可能性もありそうだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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