【新聞ウォッチ】トランプ米大統領いよいよ就任へ、式典控え10万人抗議デモや"暗殺”情報も

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トランプ次期米大統領 (c) Getty Images
トランプ次期米大統領 (c) Getty Images 全 2 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年1月20日付

●トランプ次期大統領、あす未明に式典、就任数日で課題着手、移民や対テロ(読売・1面)

●東芝半導体以外も売却、損失最大7000億円、3000億円規模確保へ(読売・1面)

●NAFTA全項目見直し、TPP「車産業に不利」、米商務長官候補(読売・2面)

●MRJ最大2年延期へ、三菱重工「型式証明」取得に遅れ(読売・10面)

●ホンダ16車種37万台リコール(読売・29面)

●84歳の半数認知機能衰え、高齢運転者163万人検査、免許更新時年齢別の結果判明(読売・31面)

●自賠責保険料6.9%の値下げ、金融庁、正式決定(朝日・9面)

●タカタ再建大詰め、法的整理に経営側難色(産経・10面)

●EVに個性派登場、スポーツカー、バス、参入相次ぐ(産経・22面)

●富士重、レガシィ11万台リコール(東京・7面)

●ダボス会議、トランプ批判経営者「封印」(日経・3面)

●トヨタ会長、「水素、投資活発に」推進団体発足で意欲(日経・11面)

●サントリー、緑化事業再編、トヨタとの共同会社に集約(日経・15面)

●マツダ労組ベア3000円要求執行部案(日経・15面)

●運転中ポケGO認める、愛知小4死亡で地裁支部初公判(日経・35面)

ひとくちコメント

泣いても笑っても、と言っても今のところハラハラドキドキしている人も多く、笑う人は少ないようだが、いよいよドナルド・トランプ氏が第45代米大統領に就任し、8年ぶりに共和党政権が誕生する。就任式は、1月20日午前11時半(日本時間21日午前1時半)からワシントンの連邦議会議事堂前で行われるという。

きょうの各紙も1面などで「次期大統領」の肩書としては、最後の記事を掲載。朝日は「トランプ氏異例の就任式へ」とのタイトルで、トランプ氏は就任演説で「雇用問題などに触れ『共有する価値観や国家としての方向性、直面する課題』などについて語る見通しだ」と報じている。

また、読売は次期政権の報道官となるスパイサー氏の記者会見を中心に「トランプ氏が就任後の最初の数日間で、移民問題、イスラム過激派組織『イスラム国』掃討、雇用創出などの重点課題に着手する方針を明らかにした」と伝えた。

日経は、1面トップで「『米国第一』を世界へ、保護主義前面に、NAFTA見直し」との見出しで「就任初日に4~5件の大統領令を出し、オバマ政権からの転換を印象づける。北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉や環太平洋経済連携協定(TPP)からの離脱を宣言する可能性もある」と報じている。

さらに、「『America First(米国第一)』を掲げて保護主義的な政策を前面に打ち出すが、世界の通商秩序を揺るがすリスクがある」と指摘する。

ただ、晴れ晴れしいはずの就任式を欠席することを表明した民主党議員が約60人にのぼっているほか、約100団体、数十万人がデモを予定。その大半がトランプ氏に対する抗議デモだそうだ。さらに、一部のメディアによれば、トランプ氏に敵対心を抱くISが、米国内にいるIS支持者に対して暗殺を呼びかけているとの恐ろしい情報も流れている。

多難な船出が予想される中で、世界中の善良な市民が悲しむようなとんでもないアクシデントだけは起こらないことを祈るしかない。

《福田俊之》

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