なぜか……アメリカ政府、低速度エアバッグテスト追加を決定

エコカー 燃費

アメリカ政府は近々高速交通安全協会(NHTSA)が行うエアバッグの安全テストに25マイル/hの低速実験を追加することを発表した。

これはアメリカ国内で最近、低速での衝突時にエアバッグが開き、子供がそのエアバッグに直撃されて志望する、という事故が何件か報告されたことを受けて決定されたもの。NHTSAでは、1997年に30マイル/h(約50キロkm/h)以下でのエアバッグテストを要求の項目から除外した。しかし、低速での事故ではむしろエアバッグそのものが凶器となる可能性が指摘され、子どもと女性のダミーを含めた低速でのエアバッグテストの必要性は消費者グループなどから強く指摘されてきた。

新しいテストでは6歳くらいを想定した子供と、身長の低い女性を想定したダミーを同乗させ、25マイル/hでの衝突実験が義務化されることになり、エアバッグのいっそうの安全性が求められることになる。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る