トヨタが関連企業の労災までケア、その裏にあるものは

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は、豊田自動織機、豊田通商、アイシン精機、デンソーと共同で、労働安全衛生に関する新会社「豊田安全衛生マネジメント」を10月25日に設立すると発表した。新会社の資本金は7000万円。うち80%をトヨタが出資するほか、残りの4社で5%づつ出資する。

トヨタの労働安全衛生活動の経験や方ノウハウを活かして、専任の安全衛生スタッフを置けない比較的規模の小さいトヨタグループの関連会社に、労働災害が発生しないよう診断やきめ細かな教育・指導を展開することで、各社の労働安全衛生のレベルアップ、労働災害に対する未然防止体制の確立と体質強化を図ってくという。

新会社は関連会社を中心に、11月から入会の募集を開始、約600社の加入を予定。新会社は4年目に黒字転換、6年目累損解消を目指す。

トヨタ関連会社はトヨタからの入会の誘いは当然、断れない。納入部品の値下げ要請が限界が見え始めているなか、労災防止を名目に新手の商法で部品メーカーからむしりとろうとしている?

《レスポンス編集部》

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