世界最強のオペル・コンピューター

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世界最強のオペル・コンピューター
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オペルの開発センター(ドイツ、リュッセルスハイム)はこのほど自動車業界最速のスーパーコンピューターを導入、稼動を始めた。IBM の「p」シリーズ「e」サーバー『p690“レガッタ”』 の最初の欧州導入であり、自動車業界での最初の採用である。

衝突試験のシミュレーションと、空力特性の開発に用いられる。1秒間に500000000000回(5千億回)の計算が可能で、オペルの従来のシステムで2日間かかっていいた計算が一晩ですむという。つまり翌日朝一番で次の作業にとりかかれるわけだ。

オペルでは、次期『ベクトラ』の開発において、従来システムが良好な実績をあげたことから、IBMの新システム採用に至ったという。今回の導入計画では最終的に6台のレガッタが採用される。

■『p690“レガッタ”』スペック
タイプ:IBM の「p」シリーズ「e」サーバー 
台数:6台
プロセッサー:『パワー4』CPUが32個(1台)。
 1.3 GHz
メインメモリ(RAM):64GB(1台)
ハードディスク容量:1TB(1台)
テープストレージ:合計96TB(98304GB)
オペレーションシステム:IBM『AXIS5』
計算能力:500GFLOPS(ギガフロップス)
重量:1.2トン(1台)
価格:ドイツマルクで8ケタ

《高木啓》

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