シートベルトぐらいで捕まりたくない…逃走して2人重軽傷の事故起こす

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2日夕方、岩手県陸前高田市内で、交通検問を振り切って逃走したとしてパトカーに追跡されていた乗用車が道路左側のガードレールに接触後、弾みで対向車線側に飛び出し、順走していた乗用車と正面衝突する事故が起きた。

この事故で衝突された側のクルマを運転していた30歳の女性が重傷を負っている。

岩手県警・大船渡署によると、事故が起きたのは2日の午後6時20分ごろ。陸前高田市高田町付近の国道45号線で、同署員が交通検問を実施していたところ、シートベルトを着用しないで乗用車を運転するドライバーを発見、停止を求めた。

しかし、乗用車はこれを無視、さらには検問での制止を振り切って逃走した。待機していたパトカーがすぐに追跡を開始したが、逃げるクルマは一時的に100km/h近くまで加速、パトカーはすぐに振り切られた。

クルマはパトカーを振り切った後も80km/h近い速度を維持して走行を続けたが、陸前高田市気仙町付近の緩やかな左カーブでハンドル操作を誤り、道路左側のガードレールに接触。弾き飛ばされて対向車線側に進入し、直後に46歳女性の運転するクルマの後部に接触し、勢いを保ったまま後続の軽自動車と正面衝突した。

この事故で軽自動車を運転していた30歳の女性が頭を強く打つ重傷を、最初に接触したクルマを運転していた女性も打撲などの軽傷を負った。逃走していたクルマを運転していた29歳の男にケガはなく、業務上過失傷害で現行犯逮捕されている。

逮捕された男は警察の取り調べに対して「シートベルトぐらいで罰金を払いたくないので逃げた」などと話しているという。

《石田真一》

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