【パリモーターショー04】ブース配置にみるブランド戦略

自動車 ニューモデル モーターショー
【パリモーターショー04】ブース配置にみるブランド戦略
【パリモーターショー04】ブース配置にみるブランド戦略 全 5 枚 拡大写真

パリサロンのブース配置は、他のメジャーな国際モーターショーと同じくブランドグループごとにまとめられている。そのために他社と連携していないメーカーはやや分が悪い印象だ。

トヨタ、日産、マツダ以外の日本勢は、L字型のホール3に韓国勢や他のアジアメーカーと一緒に配置されている。GMグループでありながらスズキやスバルがここにあるのは、さほどGM本体に依存した経営環境ではないからだろうか。

しかし理解しがたいのは、GMデーウもこのホールに置かれ、しかも今後のデーウ車はシボレーブランドになると発表されたことだ。

たしかにシボレーはヨーロッパでは知名度の低いブランドだが、それならばGMグループであることを明確にするためにもホール1に入れるべきではなかっただろうか。

デーウは韓国メーカーのなかでは最もブランドのアイデンティティ構築やイメージづくりに注力していただけに、その消滅は非常に残念に感じられた。アメリカではデーウ車がスズキブランドでも販売されており、どうもGMのブランド戦略は迷走しているように思える。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る