トラックからトラックが落下、対向車と衝突

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6日午前、高知県土佐清水市内の国道321号線で、4トン保冷車を輸送していた大型トラックがトンネルの入口に接触。対向車線側に脱落した保冷車と対向車が衝突するなど、合計8台が関係する多重衝突事故が起きた。

高知県警・清水署によると、事故が起きたのは6日の午前9時10分ごろ。土佐清水市以布利付近の国道321号線・以布利第一トンネルで、61歳男性が運転する大型トラックの荷台に積載されていた保冷車(4トン車)のコンテナ部分がトンネルの壁面に接触した。

接触によって保冷車は対向車線にずり落ち、順走していた63歳男性の男性が運転する乗用車と接触。衝突を避けようと対向車線に逸脱した結果、大型トラックの後続にいたクルマと次々に接触。車両8台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故で乗用車の後部座席に乗っていた3人が骨折などで重傷。他のクルマの2人も重傷を負い、病院で手当を受けている。

現場となった以布利第一トンネルは、幅員6mで片側1車線。トンネル最後部では5mの高さがあるが、通過する車両に対しては4.5mまでの高さ制限がある。

保冷車を輸送していた大型トラックは高さ制限をクリアしていたが、トンネル内部は大型車のすれ違いが難しく、左側に寄り過ぎて壁面に接触したのではないかとみられている。

警察では大型トラックを運転していた男性から業務上過失傷害容疑で事情を聞くとともに、輸送計画に問題は無かったかどうかも調べる方針。

《石田真一》

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