4月17日から始まった関越道・三芳PAスマートIC社会実験の中間報告が三芳PAスマートIC地区協議会から発表された。
中間結果の期間は4月17日−24日の1週間。その期間利用した延べ台数は、上下線合わせて約5300台。最多利用日は、4月24日で807台だった。
平均利用台数は上下線合計で663台、上り線(出口のみ)が365台、下り線(入口のみ)が298台だった。利用台数は4月18日が550台、4月22日が683台と約2割増加し、確実に増えている。
上り線で次のICは所沢ICになるが、ここは土休日などはICから本線まで渋滞の列が並ぶなど混雑するところ。その渋滞を回避しようとするドライバーが多かったということだろう。
首都圏で初めて行われたスマートIC社会実験は、利用者が増加するなど効果があったといえる。
真価を発揮するのが期待されたのは、中間報告集計期間後のゴールデンウィークだったが、5月3日の下り線は、花園ICまで40kmという渋滞。三芳PAでスマートICを利用しても焼け石に水状態だった。