【インプレ'06】下野康史 三菱『eKワゴン』 使いやすさに磨き

試乗記 国産車
【インプレ'06】下野康史 三菱『eKワゴン』 使いやすさに磨き
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昔、地下駐車場にクルマを止めて、車内で人待ちをしていたら、隣に止まったセダンのリアドアが開いて、ぼくのクルマのドアにかなりの勢いでぶつかった。出てきたのは、赤ちゃんを抱えた若いママ。

手が離せなくて、中からヒジか足でドアを押したら、ストッパーの位置まで開いてしまったらしい。向こうが完全に悪いのだが、窮状は理解できたので、太っ腹を決め込んで何もいわなかった。でも、あとで外に出てみると、横っ腹にしっかりエクボができていたので、泣けた。

新型『eKワゴン』でいちばんの機能装備は、一部車種の後席左側に採用した電動パワースライドドアだろう。そのほか、今回のフルチェンジは、若いママのテイストや使い勝手を考えた変更がメイン。クルマ好きの琴線に触れる『i』のような新しさはない。

■5つ星評価
パッケージング:★★★☆☆
インテリア/居住性:★★★☆☆
パワーソース:★★★☆☆
フットワーク:★★★☆☆
オススメ度:★★★☆☆

下野康史| モータージャーナリスト
自動車専門誌の編集部を経て、モータージャーナリストに転身。現在はクルマ雑誌を始め、週刊誌のコラムなど幅広く執筆活動を行っている。親しみやすい文体のなかに見える、鋭い着眼点や独特の語り口にファンは多い。

《下野康史》

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