【JNCAP 07】恒例の公開試験、今年はホンダ『フィット』で実施

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【JNCAP 07】恒例の公開試験、今年はホンダ『フィット』で実施
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独立行政法人の自動車事故対策機構(NASVA)は1日、茨城県つくば市の日本自動車研究所で2007年度の自動車アセスメント(JNCAP)に基づく衝突試験を報道陣に公開した。今年はホンダ『フィット』が対象車となっている。

JNCAPでは「衝突安全性能試験」、「歩行者頭部保護性能試験」、「ブレーキ性能試験」の3種類が行われるが、今回は衝突安全性能試験のうち、オフセット前面衝突と側面衝突が公開されている。

オフセット前面衝突は、ダミー人形を運転席と助手席に乗せた試験車両を64km/hでアルミ製ハニカム筐体(デフォーマブルバリア)に衝突させるもので、衝突時の衝撃吸収性能をチェックするのに適した試験。同程度の車両重量を持つクルマが双方55km/h、オーバーラップ率40%で正面衝突した場合に近いとされる。

側面衝突は、運転席にダミー人形を乗せた静止状態の試験車両に対し、デフォーマブルバリアを装着した重量950kg(軽自動車 - 小型車相当)の台車を55km/hで側面衝突させる。ドアとBピラーだけで衝突の直接衝撃を受け止めなくてはならず、そうした状況であっても乗員の保護が適切になされるかどうかを試すものだ。

《石田真一》

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