【シカゴモーターショー08】GM、生産台数の半数をE85対応に---2012年

エコカー 燃費
【シカゴモーターショー08】GM、生産台数の半数をE85対応に---2012年
【シカゴモーターショー08】GM、生産台数の半数をE85対応に---2012年 全 2 枚 拡大写真

GMの北米社長、トロイ・クラーク氏はシカゴモーターショーにおいて、2012年までに同社の生産車のおよそ半数をE85燃料使用可能なものにする計画を明らかにした(6日)。

【画像全2枚】

GMではデトロイトモーターショーの期間中にエタノール精製のベンチャー企業、コスケータ社との提携を発表しており、その延長上でのグリーン・バイオ燃料増進計画だ。

クラーク氏によると、GMは今年中に11のE85使用モデルを追加し、来年にはさらに15のモデルを追加する。また2010年には最初のフレックス燃料4気筒エンジン搭載のシボレー『HHR』を発表する予定。

またコスケータ社はエタノール・プラント・エンジニアリングの企業、ICMと提携し、2010年に占有技術を駆使した初のエタノールプラントを建設する。このプラント建設により、コスケータは1ガロンあたり1ドル以下のコストで大量のエタノール生産が可能になるという。

同社はトウモロコシや大豆といった農産物ではなくその副産物である茎や葉の部分、バイオマス、工業廃棄物などを原料にエタノールを精製する技術を標榜している。キャッチフレーズは「あなたのゴミはわれわれの資産」だ。

クラーク氏は、GMの計画が実現し、フォードモーター、クライスラーグループも「2020年までにE85燃料使用可能な車種を増やす」という約束を果たせば、ビッグ3全体で年間に290億ガロンのガソリンを節約できるとしている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「カッコいいじゃん」内外装を大幅アップデート! ホンダ『パイロット』改良新型に高評価の声続々
  2. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
  3. 日野自動車・人事異動 2025年12月1日付
  4. スバル『ソルテラ』改良新型、最高の5つ星評価を獲得…ユーロNCAP
  5. 「ウイングいかつすぎ」「ホイールどうなってんだ」ド迫力デザインと圧倒的性能、ポルシェの最新「マンタイキット」にSNS興奮
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る