【試乗記】スバル フォレスター…下野康史

試乗記 国産車
【試乗記】スバル フォレスター…下野康史
【試乗記】スバル フォレスター…下野康史 全 1 枚 拡大写真

外観の印象も含めて「インプレッサのライトクロカン」的なキャラクターに生まれ変わった3代目『フォレスター』。実際乗っても、ちょっとアイポイントの高い『インプレッサ』という感じ。

パワーを求めるなら、当然、ターボだが、2リッターの自然吸気でもけっこうよく走る。乗り心地もインプレッサ(WRX STI以外)に似て、ストローク感のある快適なものだ。

このクラスのSUVは、日産『デュアリス』やホンダ『CR-X』あたりを筆頭に、いまやなかなかバラエティ豊かで粒ぞろいだが、そのなかでフォレスターの個性としてあげたいのは、やはり“水平対向エンジンの味”である。

一時、消えかけた特徴的なボクサー・サウンドが還ってきた。スバルはこうでなくっちゃ。ただ、内装材や接着剤などの共用化が進んでいるとみえ、最近のスバルがトヨタと同じニオイ(車内臭)を漂わせるようになったのはザンネン。

■5つ星評価
パッケージング:★★★☆☆
インテリア/居住性:★★★☆☆
パワーソース:★★★★☆
フットワーク:★★★★☆
オススメ度:★★★☆☆

下野康史| モータージャーナリスト
自動車専門誌の編集部を経て、モータージャーナリストに転身。現在はクルマ雑誌を始め、週刊誌のコラムなど幅広く執筆活動を行っている。親しみやすい文体のなかに見える、鋭い着眼点や独特の語り口にファンは多い。

《下野康史》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る