日産ゴーンCEO、クライスラーとの提携を語る…第三のパートナーとしての可能性

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日産ゴーンCEO、クライスラーとの提携を語る…第三のパートナーとしての可能性
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北京モーターショーに出席中の日産、カルロス・ゴーンCEOが、クライスラーグループとの製品共通化について語った。

ゴーン氏は今月提携の合意が発表された「クライスラーに日産の小型車を提供し、クライスラーは日産のピックアップトラックを生産する」という内容に加え、将来的にはさらなるパーツの共用、共同調達などの生産提携を進めたい、としている。

ただし「ルノー日産グループに第三のパートナーとしてクライスラーが加わる、という意味ではない」とも強調した。日産は以前にGMとの提携を模索したことがあるが、条件面などで折り合いがつかなかった。

しかしゴーン氏は「クライスラーに限らず、今後も北米でのパートナー探しは続ける」とも明言しており、ルノー日産グループが自動車産業のグローバル再編のカギを握る存在になりえる可能性も指摘した。

一方北米の今年度の自動車生産台数について、一部アナリストからは1500万台を割り込む、といった悲観的な見方が出ているが、ゴーン氏はこれについて「1550万台前後になる。アメリカ経済は考えられているより早く立ち直るだろう」と楽観的な見方も披露した。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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