アイドリングストップ給電システムの普及に向け…アイスト倶楽部を設立

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アイドリングストップ給電システムの普及に向け…アイスト倶楽部を設立
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東京電力、宇佐美鉱油、中日本高速道路などは、「外部電源式アイドリングストップ給電システム」の利用運送事業者、同システムの専用給電スタンドを設置したトラック専用駐車場オーナー、同システムの共同開発事業者の合計24社による協働組織として、「アイスト倶楽部」を設立したと発表した。

同倶楽部は、外部電源式アイドリングストップ給電システムの普及促進に伴うCO2排出量削減などの社会的意義を共有し、利用者・設置者・開発者によるコラボレーションにより、創出するという理念に賛同する企業が集まり組織したもの。事務局を三菱総合研究所に置く。

同システムは、「インフラ(トラック用駐車場に設置される給電スタンド)の普及」と「利用者(給電スタンド利用用冷暖房機器を装備したトラック)数の拡大」を図り、コストメリットを創出するのが狙い。また、同システムの社会への浸透により、CO2排出量の削減を効果的に実現し、運送事業者の給電スタンド利用における利便性向上やトラック専用駐車場の周辺大気環境の改善を図る。

同倶楽部では、同システムを利用した先駆的な取り組みを進める企業・団体が、同システムの社会的意義や普及促進のためになる情報発信を協働して行なう。

外部電源式アイドリングストップ給電システムは、駐車中のトラックなどの冷暖房のため、駐車場に設置された給電スタンドから車両に電力を供給するシステムで、アイドリングストップによりCO2や燃料費を削減するもの。実証試験において、CO2で98%の削減効果を実現したほか、同システムは、停車中にアイドリングをストップして冷暖房を使用できるため、長距離輸送などの運転手の休憩する際に、静かで快適な就業環境を確保できるとしている。

《レスポンス編集部》

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