三菱化学、スチレンモノマーの価格を値上げへ

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三菱化学は、スチレンモノマーの国内向け出荷価格を7月1日出荷分から1kg当たり40円値上げすると発表した。

スチレンモノマーの値上げは、ナフサ、ベンゼン価格の動向を注視しながら慎重に検討してきたが、ナフサ価格について、今年7月以降におけるナフサ国産基準価格が1kl当たり8万3000円となる見通し。一方、ベンゼン価格についても過去最高水準となっており、今後も高値膠着が予想される。

また、原油価格の高騰に伴いユーティリティコスト、物流費なども上昇しており、製造コストの低減だけでコストアップを吸収できる状況に無く、スチレンモノマーの事業採算は厳しくなっている。原燃料費含めたコスト上昇が同社の削減自助努力の範囲を超えており、値上げを実施する。

《レスポンス編集部》

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