【プジョー 308SW 試乗】キマグレな女心に「はい了解!」…竹岡圭

試乗記 国産車
【プジョー 308SW 試乗】キマグレな女心に「はい了解!」…竹岡圭
【プジョー 308SW 試乗】キマグレな女心に「はい了解!」…竹岡圭 全 5 枚 拡大写真

やっぱりデザインがオシャレだわーというのが、プジョーの7人乗りSWの第一印象。この手の背の低い魚型ミニバンって、ちょっともっさりしたツーリングワゴンみたいな感じに仕上がってるものが多いんだけれど、これは特にリアスタイルが斬新なワゴンっていう感じで、さすがはフランス車の香りがしましたね。

使い勝手もほどよく考えられていて、ラゲッジの開口部が低かったり、ガラスハッチのみの開閉もできたりと実用性は高そう。2列目以降すべてのシートがフラットにできる&外せると、シートアレンジ性も高いには高いけれど、正直外してしまうと置いておく場所に困るのも事実…。この辺りはやはり国産車の方が1枚上手と言えそうですね。

でも乗った感じはプジョーならではのものがあります。この手の国産ミニバンは、走りを主眼に置いたものが多くて、のんびり走りたいときでも「走らなきゃっ!」って感じにさせられるものが多いんだけど、プジョーはその辺り器がデカイんですよ。「今日はのんびりいきたいの」「今日は走りたいの」という、キマグレな女心に「はい了解!」といつでも快く応えてくれる懐の深さがあるんです。常に主導権は我にありというのが、プジョーの最大の魅力のような気がします。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

竹岡圭|モータージャーナリスト
自動車専門誌を中心に、女性誌やTVなど、幅広いメディアでレポーター・コメンテーターとして活動している女性モータージャーナリスト。インプレッションやコラム、カーグッズ、旅行など、カーライフ全般を女性の視点からレポートしている。快適なカーライフをサポートするべく、実際にユーザーにアドバイスすることも大切にしている。モータースポーツにも積極的に関わり、自身も国際C級ライセンスを所持、チーム監督・ドライバーとして楽しんでいる。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)理事、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《竹岡圭》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る