英スーパーモデル、燃費テストに挑戦…フィアット 500 で

エコカー 燃費
英スーパーモデル、燃費テストに挑戦…フィアット 500 で
英スーパーモデル、燃費テストに挑戦…フィアット 500 で 全 3 枚 拡大写真

英国フィアットは17日から、ロンドンの販売店で「エコテストドライブ」を実施中。最初に体験したのはスーパーモデルのジョディ・キッドで、フィアット『500』に試乗して、エコドライブの大切さをアピールした。

ジョディ・キッドは英国貴族出身というセレブなスーパーモデル。身長180cmという見事なプロポーションを生かして、2004年のアテネオリンピックには、ポロ英国代表で出場した経歴も持つ。そんなスーパーモデルが、フィアットの「エコテストドライブ」の最初のモニターに起用された。

エコテストドライブは、ディーラーの試乗ではわかりづらい燃費性能を、顧客に示す目的で導入されたプログラム。フィアット500にオプション設定される「Blue&Me」(ブルー&ミー)のUSB端子に、専用フラッシュメモリーを装着。運転中の車速、シフトチェンジのタイミング、加減速時のGなどのデータを収集し、試乗後にデータをパソコンに取り込んで、顧客に提示する。

ユニークなのは運転スタイルを100点満点で評価してくれる点。自分の運転方法の問題点を指摘してもらい、それが次回からのエコドライブに役立てられるメリットは大きい。試乗を終えたジョディ・キッドも、「このプログラムはいいアイデア。自然にエコドライブを心かげるようになるわ」とコメントしている。

英国フィアットは、このプログラムをロンドン10か所の販売店で開始。その後、全英に拡大展開する予定だ。また、このプログラムはフィアット500だけでなく、『ブラーボ』や『グランデプント』でも体験可能。フィアットは「2009年中には、ブルー&ミーをフィアット全車にオプション設定したい」と前向きだ。

マイクロソフト社と共同開発したテレマティクスシステム、ブルー&ミーは、フォードも「SYNC」のネーミングで導入。燃費運転を支援するフィアットのような使い方は、時代の流れに即しているといえそうだ。

《森脇稔》

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