ABB、2100台のロボットをBMWに納入

自動車 ビジネス 企業動向

電力技術とオートメーション技術の世界的大手ABB(本社:スイス)はこのほど、BMWグループと、同社のドイツ、英国および米国における操業を支援するため、2100台の産業用ロボットを2010年より5か年にわたり納入する包括的契約を締結した。

今回納入するロボットは、BMW『1シリーズ』、『3シリーズ』、『X5シリーズ』および『MINI』の車体組立ラインで、部品のハンドリング、接着、スポット溶接に用いられる。

ABBは、「IRB6640」、「6620」、「7600」、そしてコンパクトで軽量、かつ垂直方向の動作領域が同クラス最大の新しい中型ロボットの「IRB4600」など、多種にわたるロボットをBMWに供給する。

ABB(元アセア・ブラウン・ボベリ)は、世界のおよそ100か国に12万人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術の大手企業だ。

《高木啓》

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