三洋電機、HIT太陽電池セルで変換効率23%を達成

エコカー 燃費
三洋電機、HIT太陽電池セルで変換効率23%を達成
三洋電機、HIT太陽電池セルで変換効率23%を達成 全 2 枚 拡大写真

三洋電機は22日、HIT太陽電池で、実用サイズの結晶シリコン系太陽電池セルの変換効率としては世界最高となる23.0%を研究レベルで達成したと発表した。従来最高は22.3%だった。 

HIT太陽電池は、結晶シリコン基板とアモルファスシリコン薄膜を用いて形成したハイブリッド型の太陽電池セル。HIT太陽電池セルは高いエネルギー変換効率が特長で、今回実用サイズとしては世界で初めて23%の壁を研究レベルで突破した。

同社では、太陽電池の変換効率向上は、太陽光発電システムの低コスト化、シリコン原材料などの省資源化につながるとし、今後、今回開発に成功した高効率化技術の量産品への適用を進めるとともに、さらなる高効率化、低コスト化、省資源化を目指した技術開発に取り組むとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る