三洋電機、HIT太陽電池セルで変換効率23%を達成

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三洋電機、HIT太陽電池セルで変換効率23%を達成
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三洋電機は22日、HIT太陽電池で、実用サイズの結晶シリコン系太陽電池セルの変換効率としては世界最高となる23.0%を研究レベルで達成したと発表した。従来最高は22.3%だった。 

HIT太陽電池は、結晶シリコン基板とアモルファスシリコン薄膜を用いて形成したハイブリッド型の太陽電池セル。HIT太陽電池セルは高いエネルギー変換効率が特長で、今回実用サイズとしては世界で初めて23%の壁を研究レベルで突破した。

同社では、太陽電池の変換効率向上は、太陽光発電システムの低コスト化、シリコン原材料などの省資源化につながるとし、今後、今回開発に成功した高効率化技術の量産品への適用を進めるとともに、さらなる高効率化、低コスト化、省資源化を目指した技術開発に取り組むとしている。

《レスポンス編集部》

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