日本ガイシが発表した2009年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比78.3%減の62億7700万円と大幅減益となった。
自動車販売台数が低迷し、自動車排ガス浄化用触媒担体やSiC製ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)などの自動車関連製品の需要が大幅に減少したほか、エレクトロニクス事業でも半導体製造装置用セラミックスやベリリウム銅展伸材などの需要が大きく減少した。為替換算の影響もあって売上高は同32.1%減の1034億1600万円と大幅減収となった。
収益でも売上げ減少の影響から経常利益は同79.8%減の58億3900万円、当期純利益が同80.0%減の37億4000万円と大幅減益となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。