【CES 10】アジアの活気にあふれるInternational Gatewayゾーン

自動車 ビジネス 企業動向
International Gateway
International Gateway 全 12 枚 拡大写真

CESでは北館に「International Gateway」と名付けられた国籍/地域別の特別出展スペース枠がけられている。

【画像全12枚】

ここは小間割が刻まれており、中小の新興企業による出展にも配慮されているようだ。

International Gatewayでは世界各国・地域から800にも及ぶ出展があるが、それらの大多数は、中国(香港)・台湾・韓国で占められている印象。アジア勢の多さに、一瞬ここは本当にラスベガスなのかと目を疑ってしまう。

ただ、得意とする分野はそれぞれの国によって違いがある。ケーブル類やトランジスタ、バッテリーセル、ACアダプタ、LEDランプ等、複合的な制御技術力をそれほど必要としないものについては中国系が強く、デジタルガジェット系や基盤パーツは台湾メーカーの出展が多い。一方、検査機器や映像機器、ロボット系は韓国に一日の長があるようだ。中小企業の技術力はその国の技術力を示すバロメーターとも言えるかもしれない。

そして、これらアジア系ブースの“前のめり”な営業スタイルには感心しきり。ブースに訪れた人には臆せず積極的に自社の商品を売り込む姿はアジアの活力を感じさせる。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る