バイク用ETCに スライド挿入型 が登場

自動車 テクノロジー ITS
二輪用スライド挿入型ETC車載器「MSC-BE21」
二輪用スライド挿入型ETC車載器「MSC-BE21」 全 2 枚 拡大写真

自動車や二輪車向け用品の開発・販売を手掛けるミツバサンコーワは18日、二輪車用としては初となる「スライド挿入型」のETC車載器『MSC-BE21』の販売を3月19日より開始すると発表した。

MSC-BE21は、従来のバイク用ETC車載器のようにカバーを開けてからカードをセットするタイプではなく、スライド挿入方式を採用。このためグローブをしたままでもカードを簡単にセットすることができ、利便性を大幅に向上させている。

また、夜間の操作を想定し「カードウェルカム照明」を採用。カード挿入部分に赤く光るLEDライトを設置し、手元に明かりがない場合でもカード挿入を簡単に行うことができる。

音声機能は搭載しないが、カバー付きLEDインジケーターを採用することで、昼夜問わず一目で車載器の状態を確認できるよう高い視認性を確保した。

防水・防塵にも対応。カード挿入時には前面カバー部がひさしとなり、雨などの場合でも水が内部に入りにくい構造となっている。

同社によると「高速道路を利用する二輪車350万台に対しETC普及はわずか5%。(車載器の)料金が四輪車と同額と割高なことからユーザー負担が大きく、普及が進んでいないのでは」とし、快適性の高いETC車載器を開発することで、二輪車用ETC普及に貢献する考えだ。

本体のみの価格は、1万9950円(税込み)。

《宮崎壮人》

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