マツダ山内社長「将来、フォードとグローバル購買も」

自動車 ビジネス 企業動向
山内孝社長
山内孝社長 全 3 枚 拡大写真

マツダは27日、2010年3月期決算の会見を行い、その席で2016年3月期までの中長期施策を発表した。その柱は「ブランド価値」「モノ造り革新」「環境・安全技術」「新興市場」「フォードシナジー」の5つという。

【画像全3枚】

報道陣からはフォードとのシナジーについて質問が飛び、山内孝社長は「現在、提携関係を強化していくために、両社が『ウィンウィンの関係』になるものを発掘しようと会議を行っている」と回答。フォードとはトップミーティングを年2回、そのほか非公式のものを3 - 4回行っているそうだ。

そこでは、現在進めている米国、中国、タイ工場の共同運営や、エンジン、パワートレイン、プラットフォームの共同開発のほか、新たな試みも話し合われているとのこと。山内社長は「例えば、グローバル購買についても、具体的に話し合っており、その可能性を探っている」とコメントしている。

近い将来、マツダとフォードで新たな動きが出てくるかもしれない。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  2. 「日本一“ちょうどいい日産車”」小型セダン『セントラ』の進化に日本のファンも「気合い入りすぎw」と注目
  3. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  4. 日産自動車・人事情報 2025年10月1日付
  5. ジャガーの名車『Eタイプ』がベース、930kgまで軽量化した「ライトウェイトGTR」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る