ポルシェのHVスーパーカー、市販デビューが決定

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918スパイダーコンセプト
918スパイダーコンセプト 全 3 枚 拡大写真

ポルシェは28日、2010年3月のジュネーブモーターショーに出品したハイブリッドスーパーカーのコンセプトカー、『918スパイダーコンセプト』を、『918スパイダー』として市販すると発表した。

画像3枚:市販が決まった918スパイダーコンセプト

918スパイダーコンセプトは、2シーターのオープンボディに、プラグインハイブリッドシステムを搭載したスーパーカー。ミッドに置かれるエンジンは、レーシングカーの『RSスパイダー』譲りの3.4リットルV型8気筒ガソリンで、最大出力は500ps以上を発生する。前後アクスルに置かれるモーターは、最大出力218psを引き出し、トータル出力718ps以上という圧倒的パワーを獲得する。

トランスミッションは、7速2ペダルMTのPDK。エンジンが後輪、モーターが前後輪を駆動する4WDだ。CFP(カーボンファイバー強化プラスチック)製のモノコックボディシェルやマグネシウム、アルミなどの軽量素材によって、車両重量は1490kgに抑えられ、0-100km/h加速3.2秒、最高速320km/hという世界トップレベルのパフォーマンスを実現する。ポルシェによると、ドイツ・ニュルブルクリンクでのラップタイムは、『カレラGT』の7分30秒よりも速いという。

2次電池はリチウムイオンバッテリーで、外部電源からも充電可能なプラグインハイブリッド車。回生ブレーキやEドライブモードの採用などにより、欧州複合モード燃費33.3km/リットル、CO2排出量70g/kmという優れた環境性能をマークする。Eドライブモードでは、最大25kmのゼロエミッション走行が可能だ。

ポルシェは28日、取締役会において918スパイダーの市販を決定したと発表。開発はポルシェの本拠地、ドイツ・シュトゥットガルトのバイザッハで、生産はツッフェンハウゼンで行われる。ポルシェによると、生産台数は限定されたものになるという。同社のミハエル・マハト社長兼CEOは、「918スパイダーの市販は、我々の理念、インテリジェントパフォーマンスの具体化」と述べている。

すでに918スパイダーには、世界中の2000名以上の顧客が購入意思を表明。価格や発売時期は明らかにされていないが、価格は63万ドル(約5500万円)程度になると見られている。

《森脇稔》

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