【F1日本GP】決勝…主役は優勝のベッテルではなく

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激しい豪雨のため、土曜日に予定されていた公式予選が延期されるという異例の事態となった今年の日本GP。翌10日の日曜日はカラリと晴れた空の下、午前中に予選が行われた。

[写真:スタートの混乱、コースアウト、小林]

そこでポールポジションを獲得したのは鈴鹿と相性の良いレッドブルのセバスチャン・ベッテル。チームメイトのマーク・ウェーバーがフロントロウに並んだ。

スタート直後、ルノーのビタリー・ペトロフとウィリアムズのニコ・ヒュルケンベルグが接触。さらにフェリペ・マッサ(フェラーリ)とヴィタントニオ・リウッツィ(フォースインディア)もクラッシュし、1周目からセーフティーカーが導入される。

さらに3周目、スタートでウェーバーを抜いて2位に順位を上げていたルノーのロバート・クビサが、ホイールが外れるというトラブルのためリタイアしてしまった。序盤戦は波乱続きだったが、その後は落ち着いたレース展開が続いた。

レッドブルの2台は独走状態で鈴鹿を走り抜け、そのまま1-2フィニッシュ。ベッテルは2年連続日本GPでポールtoウィンを達成した。2位にはウェーバー、3位にはフェラーリのフェルナンド・アロンソが入った。

ただし、この日の主役は母国GPとなるザウバーの小林可夢偉。14番グリッドからスタートした後は前を行くマシンに果敢に挑み、何度もオーバーテイクを達成。終盤にはベテランのチームメイト、ニック・ハイドフェルドをも抜き去り、6位のミハエル・シューマッハに続く、7位でフィニッシュ。母国の大観衆を多いに沸かせていた。

マクラーレン勢はジェンソン・バトンが4位、ルイス・ハミルトンが5位フィニッシュと、チャンピオンシップ争いからは一歩後退。もう一人の日本人ドライバー、山本左近は16位で完走を果たしている。

《編集部》

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