【スバル インプレッサ XV 試乗】さり気なく気の利いたクルマ…島崎七生人

試乗記 国産車
インプレッサXV
インプレッサXV 全 5 枚 拡大写真

仕立てかたが巧い。フェンダーアーチモール、ルーフレール、専用バンパーなどは、いわゆるクロスオーバー風。だが注目したいのがルーフスポイラーだ。このパーツ1点を装着しただけで、あたかもスポーツワゴンか!?と思わせられる、 オリジナルより格段に魅力的なシルエットに激変したし、リヤビューもグンと引き締まった。

最低地上高はベース車とは変えず、全体に気負い過ぎず、けれどさり気なく気の利いたクルマに見える。淡く色味がついたメタリックのブルーやグリーン、洋梨色なども似合いそうだ。

室内もさり気なくGTと同じデザインのシートを用い、表皮を大人のセンスのブラウンに変えている。乗り味、走りっぷりも、サラリと快適で心地よく、安心感のあるもの。試乗したのはベーシックな1.5リットル(110ps/14.7kgm)だったが、高速走行も街中も無理なくこなす。クルマの挙動、ステアリングフィールもコチラの神経を決して逆撫でしない穏やかさがいい。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年より『GOLD CARトップ・ニューカー速報』の取材/執筆を皮切りにフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る