【ITS世界会議10】先進安全システムをシミュレータで体験 ホンダ

自動車 テクノロジー ITS
手軽にDSSS+ASV4の疑似体験ができたホンダのドライビング・シミュレーター。あまり真剣に取り組むと車酔いの感覚も…
手軽にDSSS+ASV4の疑似体験ができたホンダのドライビング・シミュレーター。あまり真剣に取り組むと車酔いの感覚も… 全 3 枚 拡大写真

ホンダが目指すITSは、安全かつエコ社会に貢献しながらも、走りを楽しめる「JOY OF MOBILTY」の世界。会場には、その代表例として「ECO」「SAFETY」「FUN」3つのゾーンを設け、その主役となっていたのが、新調し今回お披露目となったドライビング・シミュレーターである。

このシミュレータには、車車間及び路車間通信を利用した安全運転支援システム「DSSS」や、先進安全自動車「ASV」を使った体験ができるようにプログラムされている。運転者は運転しているシーンが再現できるよう、視覚を3つの大型モニターに囲われている状態でシミュレートを受ける。シミュレータはクルマの動きに合わせて、ブレーキをかければショックがシートなどに伝わる本格仕様で、アシストされる様子が手軽に実体験として得られるようになっていた。

このシミュレータは前回までのITS世界会議で展示したプロジェクター型ではなく、直視型モニターへ変更。画面が明るく周囲を暗くする必要もないことで好評だという。会場には体験希望者が多く、順番待ちするシーンも見られた。

なお、シミュレーターは、通常の運転シミュレーターとして自動車運転免許教習所に納入するものをITS体験版として改良したものだという。モニターを変更したことで製造コストも大幅に下がり、より広い利用を期待しているところだという。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る