ロボットEVバン、ユーラシア大陸走破[動画]

エコカー EV
ミラノから上海まで走破
ミラノから上海まで走破 全 6 枚 拡大写真

7月にイタリアを出発したロボットカー(バン)が10月28日、約4か月、1万3000kmもの長旅を終えて、目的地の中国・上海に到着した。

このロボットバンは、欧州リサーチカウンシルが研究開発目的で製作。EVであると同時に、無人走行も可能にするという夢のような小型バンだ。モーターと2次電池で構成するEVシステムは、最高速60km/hを実現。しかし2時間走行するたびに、8時間の充電を要するため、今回の大陸横断は無謀なチャレンジにも見えた。

2台のロボットバンは7月、イタリア・ミラノを出発。ロシアを横断して、中国・上海を目指した。途中、ゴビ砂漠を経由するなど、ハードなルートが含まれ、総走行距離は約1万3000kmにも及んだ。

そして、出発から約4か月を経た10月28日、大観衆が待ち構える中、2台のロボットバンは中国の上海エキスポ会場に無事到着。AP通信が公開したチャレンジの映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る