【ITS世界会議10】NEXCO東日本の論文が表彰される

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道路管制システムがおかれているシステムNEXCO東日本施設制御室(東北支社管内)の状況
道路管制システムがおかれているシステムNEXCO東日本施設制御室(東北支社管内)の状況 全 1 枚 拡大写真

NEXCO東日本は、同社が第17回ITS世界会議釜山2010において発表した「大規模地震を反映した高速道路管制システム」が、優秀論文として表彰さたと発表した。

「大規模地震を反映した高速道路管制システム」は、東北支社が過去の大規模地震の経験を反映させ、高速道路を24時間安全・安心・快適・便利にドライバーが利用できるように再構築した道路管理システムについての論文。

管制システムは、各システム(情報板・気象・交通量計測・ハイウェイラジオ)を個別に管理していた従来の道路管制システムを見直し、統合管理することで発災時でも情報把握から機器の操作までが敏速に対応できるようにした。さらに、各コントロール系と伝送ルート系を複数のルートにすることで、障害発生時でもシステム全体がダウンしないなど、工夫を凝らしたシステムを構築している。この新しい高速道路管制システムが高く評価された。

今年のITS世界会議は17回目。10月25~29日に韓国の釜山市で開催された。発表された論文数は1037件で優秀論文は48件だった。

《編集部》

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