エアバッグのように膨らむシートベルト…タカタが開発、市場投入

自動車 テクノロジー 安全
エアベルト展開前
エアベルト展開前 全 5 枚 拡大写真

タカタは、衝突時にエアバッグのように膨らむシートベルト「エアベルト」を乗用車用として世界で初めて市場投入した。

エアベルトは、「SRSシートベルトエアバッグ」の名称で、トヨタ自動車が12月から発売するレクサス『LFA』に搭載される。

LFAに搭載されるSRSシートベルトエアバッグは、衝突時にシートベルトのベルト部分(ウェビング)に内蔵されたエアバッグが、肩部、頭部を中心に膨らむ。前面衝突と側面衝突の2つの事故形態に対して1つの製品で対応できる世界初のシステムとなる。

前面衝突時には、ベルト部分が直接膨らむことで乗員の胸部との接触面積が広がり、胸部にかかる衝撃を分散・緩和する。側面衝突時には、膨張部が乗員の側頭部を保持し頭部の側面移動量を制御することで、サイドウィンドウや車内構造物などとの衝突から乗員を保護する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る